Minecraftサーバーにリソースパックを自動配布する方法
プレイヤーがサーバーに参加した瞬間、テクスチャやサウンドを自動ダウンロードさせる手順です。
想定読了: 7分
対象: サーバー管理者
目的: リソースパック配布
リソースパック配布の仕組み
Minecraftは server.properties に記載されたURLからリソースパックをダウンロードします。そのため、ZIPファイルをHTTPSで公開するサーバーが必要です。
プレイヤー側
初回参加時にZIPを自動ダウンロード。2回目以降はSHA-1が一致すればスキップ。
サーバー側
server.propertiesにURLとSHA-1を設定。HTTPSが推奨。
配信サーバー
ZIPを公開するHTTPサーバーが必要。外部から到達できるURLであること。
手順の全体像
1
リソースパックZIPを用意する
Minecraftのリソースパック形式(pack.mcmeta + assetsフォルダをZIP圧縮)であること。
2
HTTPサーバーでZIPを公開する
ローカルPCでHTTPサーバーを起動し、インターネットから到達できる状態にします。
3
SHA-1ハッシュを取得する
ZIPファイルのSHA-1を計算します。Minecraftがダウンロードの整合性チェックに使用します。
4
server.propertiesに設定を書き込む
resource-pack と resource-pack-sha1 を設定します。
5
サーバーを再起動する
設定反映のため再起動が必要です。次回参加時からプレイヤーへ自動配布されます。
server.properties の設定例
以下の2行を追記または編集します。
resource-pack=https://xxxx.trycloudflare.com/resourcepack.zip
resource-pack-sha1=a1b2c3d4e5f6...
# 強制適用(任意)
require-resource-pack=false
SHA-1が空でも動作しますが、毎回ダウンロードが走るため設定推奨です。
HTTPSで公開する方法(比較)
Cloudflare Quick Tunnel 無料・推奨
アカウント不要。*.trycloudflare.com のHTTPS URLを即発行。MaiPilotから1クリックで起動できます。
UPnP + グローバルIP
ルーターのポートを開放してHTTPで公開。HTTP(非暗号化)のため一部クライアントで警告が出る場合があります。
VPS / クラウドストレージ
常時稼働・高速配信が必要な場合。GitHub ReleasesやS3/Azure Blobなども利用可能。
よくある質問
- リソースパックのURLにHTTPSは必要ですか?
- 必須ではありませんがHTTPSが推奨されます。MaiPilotはCloudflare Quick Tunnelを利用して無料でHTTPS URLを発行できます。
- SHA-1ハッシュはどうやって取得しますか?
- MaiPilotではZIPファイルを選択すると自動でSHA-1ハッシュを計算して表示します。手動の場合は
certutil -hashfile resourcepack.zip SHA1をコマンドプロンプトで実行します。 - プレイヤーがリソースパックを拒否した場合はどうなりますか?
- server.propertiesの
require-resource-pack=trueを設定すると強制適用できます。拒否したプレイヤーはサーバーへの参加が拒否されます。 - ZIPのサイズ制限はありますか?
- Minecraftクライアント側の制限はありませんが、大きすぎると参加時の待ち時間が長くなります。目安として50MB以下を推奨します。
- リソースパックを更新したらどうすればいいですか?
- ZIPを差し替えると SHA-1 が変わります。MaiPilotで再度「server.propertiesに適用」ボタンを押し、サーバーを再起動してください。
MaiPilotならここまで自動です
- ZIPを選択するとSHA-1を自動計算
- Cloudflare Quick TunnelでHTTPS URLをワンクリック生成(アカウント不要)
- 「server.propertiesに適用」ボタンで設定を自動書き込み
- サーバー停止時にトンネルを自動切断
次に読む
サーバーを外部公開する際のネットワーク設定も合わせて確認しましょう。
ポート開放できない時のチェックリスト →