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ホームページを見る →マイクラサーバーが重い・ラグの原因と対処法
TPS低下・ラグの原因を素早く特定し、効果が高い順に対処するためのガイドです。
想定読了: 8分
対象: Paper / Vanilla サーバー
目的: TPS改善・ラグ解消
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先に結論(効果が高い順)
- view-distance を 10 → 6〜8 に下げる(最も即効性が高い)
- Aikarフラグに切り替えてGCによるラグを減らす
- RAM割り当てを確認・増加する(Xms/Xmxを適切に設定)
- プラグインを精査して不要なものを無効化する
- simulation-distance を下げる(1.18以降)
症状別 原因の特定
| 症状 | 考えられる原因 | 優先確認箇所 |
|---|---|---|
| 全員が同時にラグる | サーバー側の負荷超過 | TPS / RAM / CPU使用率 |
| 特定のプレイヤーだけラグる | そのプレイヤーの回線問題 | pingコマンド・接続環境 |
| 特定のエリアに入ると重くなる | 大量エンティティ・チャンク生成 | エンティティ数・ワールド境界 |
| 定期的に一瞬フリーズする | GC(ガベージコレクション) | Aikarフラグの有無 |
| 夜間だけ重くなる | バックアップ・自動タスク | バックアップスケジュール |
TPS の確認方法
まず現在の TPS を確認して、ラグがサーバー側の問題か確認します。
/tps
出力例: TPS from last 1m, 5m, 15m: 19.98, 19.54, 18.31
TPS 20 が正常値です。15 以下になるとラグが体感されます。
対処1: view-distance を下げる
server.properties を編集します。
view-distance=8
simulation-distance=6
デフォルトは両方 10 です。view-distance=8、simulation-distance=6 に変更するだけで、サーバーが管理するチャンク数が大幅に減ります。変更後はサーバーを再起動してください。
対処2: Aikarフラグへの切り替え
Paper公式が推奨するJVM起動フラグです。GCによる「一瞬フリーズ」を大幅に軽減します。
サーバー起動コマンド(start.bat や起動スクリプト)を以下のように書き換えます。
java -Xms4G -Xmx4G \
-XX:+UseG1GC \
-XX:+ParallelRefProcEnabled \
-XX:MaxGCPauseMillis=200 \
-XX:+UnlockExperimentalVMOptions \
-XX:+DisableExplicitGC \
-XX:+AlwaysPreTouch \
-XX:G1NewSizePercent=30 \
-XX:G1MaxNewSizePercent=40 \
-XX:G1HeapRegionSize=8M \
-XX:G1ReservePercent=20 \
-XX:G1HeapWastePercent=5 \
-XX:G1MixedGCCountTarget=4 \
-XX:InitiatingHeapOccupancyPercent=15 \
-XX:G1MixedGCLiveThresholdPercent=90 \
-XX:G1RSetUpdatingPauseTimePercent=5 \
-XX:SurvivorRatio=32 \
-XX:+PerfDisableSharedMem \
-XX:MaxTenuringThreshold=1 \
-jar server.jar nogui
-Xms4G -Xmx4G の部分はサーバーのRAM搭載量に合わせて変更してください。
対処3: プラグインが原因の場合
Paperサーバーなら /timings report コマンドでプラグインごとの処理時間を確認できます。
- コンソールで
/timings resetを実行してリセット。 - ラグが発生する操作を5〜10分行う。
/timings reportを実行してURLを取得し、ブラウザで開く。- 処理時間が長いプラグインを特定して無効化・設定変更する。
対処4: エンティティ数を減らす
server.properties または spigot.yml でモブの湧き上限を調整できます。
# server.properties
max-entities=150
# spigot.yml(より細かく制御)
mob-spawn-range: 4
entity-activation-range:
animals: 32
monsters: 32
raiders: 48
misc: 16
エンティティ(モブ・ドロップアイテム)が大量に溜まっているチャンクはコマンドで確認できます。
/paper entity list
よくある質問
- TPSとは何ですか?どうやって確認しますか?
- TPS(Ticks Per Second)はサーバーの処理速度の指標で、正常値は20です。Paperサーバーなら /tps コマンドで確認できます。TPS が 15 以下になるとゲームプレイに明確なラグが生じます。
- Aikarフラグとは何ですか?
- Aikarフラグとは、Paper開発チームのAikar氏が提唱したMinecraftサーバー向けJVM起動オプションです。GCの動作を最適化し、Stop-the-worldポーズを短縮することでTPSを安定させます。Paper公式サイトでも推奨されています。
- view-distanceを下げるとどんな影響がありますか?
- プレイヤーが見えるチャンクの範囲が狭くなります。デフォルト10チャンクを6〜8に下げると、サーバーが処理するチャンク数が大幅に減り、TPSが改善します。プレイ感への影響は軽微で、まず試すべき設定です。
- プラグインがラグの原因か調べるには?
- Paperサーバーなら /timings report コマンドで各プラグインの処理時間を計測できます。また、プラグインを1つずつ無効化してTPSを比較する方法も有効です。
次のアクション
MaiPilotならパフォーマンス管理も簡単
- 起動フラグ(Aikarフラグ含む)をUIから設定・切り替え
- サーバーモニタリングでCPU・RAM使用率をリアルタイム確認
- クラッシュ検知 + 自動再起動で障害を最小化
- view-distance などの設定をGUIの server.properties エディタで変更
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ラグ対策が終わったら、スペックや設定の最適化も確認しましょう。